Server Diagnostics
は、さまざまな方法でインストールおよび実行できます。必要に応じて最適な方
法を選択してください。いくつかの構成オプションがあり、それぞれに利点と欠点があります:
6
第
1
章
概要と要件
第
1
章
概要と要件
7
オプション
考慮事項
プリインストールの
Server Diagnostics EFI
を使用する
利点:
Â
Server Diagnostics EFI
を使用できます
 ポータブル記憶装置が必要ありません
Â
Server Diagnostics EFI
では、一般的にその他の方
法より読み込みが高速です
 インストールが不要です
欠点:
Â
Mac OS X Server 10.6
以降がプリインストールされ
たサーバが必要です
 サーバに物理的にアクセスできる必要があります
 起動ボリュームが損傷すると、
Server Diagnostics
EFI
にアクセスできなくなることがあります
 ログやスクリーンショットをローカルに保存できません
 インストール先のボリュームを消去した場合、
Server
Diagnostics
を復元する必要があります
Server Diagnostics EFI
をポータブル記憶装置にインス
トールする
利点:
Â
Server Diagnostics EFI
を使用できます
 同じポータブル記憶装置を使って複数のサーバをテスト
できます
 ログやスクリーンショットをローカルに保存できます
欠点:
 サーバに物理的にアクセスできる必要があります
 ポータブル記憶装置上に、
30 MB
以上の空き領域が
あり
Mac OS X
または
Mac OS X Server
がインストー
ルされていないボリュームが必要です
 ポータブル記憶装置をサーバに物理的に接続する必要
があります
Server Diagnostics EFI
をハードディスクにインストール
する
利点:
Â
Server Diagnostics EFI
を使用できます
 ポータブル記憶装置が必要ありません
 ログやスクリーンショットをローカルに保存できます
欠点:
 サーバに物理的にアクセスできる必要があります
Â
30 MB
以上の空き領域があって
Mac OS X
または
Mac OS X Server
がインストールされていないボ
リュームが、サーバ上に必要です
オプション
考慮事項
NetBoot
サーバを管理する
利点:
Â
Server Diagnostics EFI
を使用できます
 サーバの内蔵ボリュームまたはポータブル記憶装置に
Server Diagnostics
をインストールする必要がありま
せん
Â
1
つの
Server Diagnostics
インストールイメージを
使って複数のサーバをテストできます
Â
Xserve
をテストしていて
Xserve
の前面パネルにアク
セスできる場合は、
Xserve
に入力装置を接続せずに
Server Diagnostics
を起動できます
欠点:
 サーバに物理的にアクセスできる必要があります
Â
NetBoot
サービスと
Server Diagnostics
インストー
ルイメージを管理するためのサーバが必要です
 サーバが
NetBoot
サーバと同じサブネット上にある必
要があります
 ログやスクリーンショットをローカルに保存できません
「
Admin Tools
」ディスクから
Server Diagnostics EFI
を起動する
利点:
Â
Server Diagnostics EFI
を使用できます
 同じディスクを使って複数のサーバをテストできます
欠点:
(サーバに光学式ドライブがある場合)
 サーバに物理的にアクセスできる必要があります
 サーバ内にディスクをセットする必要があります
 ログを保存したり、スクリーンショットを撮ったりするこ
とができません
欠点:
(サーバに光学式ドライブがない場合)
 光学式ドライブを搭載したコンピュータが必要であり、
サーバにリモートからアクセスできる必要があります
 ローカルにログを保存することができません
Server Diagnostics Mac OS X
をポータブル記憶装置
にインストールする
利点:
Â
Server Diagnostics Mac OS X
を使用できます
Â
1
つのポータブル記憶装置を使って複数のサーバをテス
トできます
欠点:
 ポータブル記憶装置上に、
10 GB
の空き領域がある空
のボリュームが必要です
 空のボリュームに
Mac OS X Server
をインストールす
る必要があります
 ポータブル記憶装置をサーバに物理的に接続する必要
があります
8
第
1
章
概要と要件
第
1
章