をインストールする
Server Diagnostics Mac OS X
をインストールする前に、使用する記憶装置に、パーティション方式
として
GUID
パーティションテーブルが使用されていること、および
10 GB
の空き領域がある空のボ
リュームがあることを確認してください。詳しくは、
11
ページの「
Server Diagnostics
をインストー
ルする記憶装置を設定する」を参照してください。
14
第
2
章
設定とインストール
第
2
章
設定とインストール
15
Server Diagnostics Mac OS X
をサーバの内蔵ボリュームにインストールする場合は、サーバへの
管理者アクセス権が必要です。
Server Diagnostics Mac OS X
をポータブル記憶装置にインストー
ルする場合は、管理者アクセス権を持っている任意のコンピュータを使用できます。
Server Diagnostics Mac OS X
をインストールする手順は、次の
3
つに分けられます:
最小限のオプションを選択して
Mac OS X Server
をインストールします
Â
Server Diagnostics Mac OS X
を「
Â
Admin Tools
」ディスクから「
/
アプリケーション
/
」へコピー
します
Mac OS X Server
を構成します
Â
Mac OS X Server
の最小インストールを
Server Diagnostics Mac OS X
専用に使用することによ
り、サーバプロセスによって
Server Diagnostics
テストが妨げられるのを避けることができます。
Server Diagnostics Mac OS X
をインストールするには:
1
サーバに光学式ドライブが搭載されている場合は、「
Mac OS X Server Install DVD
」をセットして
「
Install Mac OS X Server
」アプリケーションを開き、「再起動」をクリックして必要に応じて認証を
行います。サーバに光学式ドライブが搭載されていない場合は、以下を実行してください。
a
光学式ドライブが搭載されていて
Mac OS X
または
Mac OS X Server
バージョン
10.5.2
以降が
インストールされているコンピュータに「
Mac OS X Server Install DVD
」をセットします。
このコンピュータはサーバと同じサブネット上にある必要があります。
b
ディスクをセットしたコンピュータで、「
Mac OS X
リモートインストール」
(「
/
アプリケーション
/
ユーティリティ」にあります)を開きます。
c
「
Mac OS X
リモートインストール」の指示に従い、セットしたディスク、およびサーバと同じサブネッ
トにあるネットワーク接続を選択します。
d
サーバを再起動し、再起動中に
Option
キーを押したままにします。
e
起動ディスクのリストが表示されたら、
Mac OS X Server
のインストールディスクを選択して矢印
ボタンをクリックします。
Mac OS X Server
のインストールディスクがリストされず、
AirMac
でコンピュータに接続している
場合は、起動ディスクのリストの下にあるポップアップメニューで
AirMac
ネットワークを選択します。
2
Mac OS X Server
のインストール先ディスクを選択する手順に達するまで、「
Mac OS X Server
Installer
」を進めます。
3
10 GB
以上の領域があるボリュームを選択します。
ボリュームが空でない場合は、「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」と選択します。ボリュー
ムを選択してください。「消去」パネルで「消去」をクリックします。ボリュームが消去されたら、
「ディ
スクユーティリティ」>「ディスクユーティリティを終了」と選択します。
4
「カスタマイズ」をクリックし、すべてのチェックボックスの選択を解除して「
OK
」をクリックしてから、
「イ
ンストール」をクリックします。
Mac OS X Server
のインストールが完了すると、コンピュータが再起動され、
Mac OS X Server
の
設定アシスタントが開きます。
5
設定アシスタントの手順を進めて、求められた情報を入力していきます。
「ユーザとグループ」の手順で「手
動で設定」を選択します。サービスはいずれも有効にしないでください。
設定アシスタントで情報を入力し終えると、ログインウインドウが表示されます。
6
ユーザ名を「
root
」とし、設定アシスタントで作成したユーザのパスワードを入力して、ログインします。
Server Diagnostics Mac OS X
は、ルートとして設定および実行する必要があります。ルートでないと、
Server Diagnostics Mac OS X
をインストールしたサーバをテストできません。
7
光学式ドライブがサーバに搭載されている場合は、
「
Admin Tools
」ディスクをセットします。光学式ド
ライブがない場合は、以下を実行してください。
a
光学式ドライブを搭載したコンピュータに「
Admin Tools
」ディスクをセットします。
このコンピュータはサーバと同じサブネット上にある必要があります。
b
光学式ドライブを搭載したコンピュータで「システム環境設定」を開き、
「共有」をクリックします。
「
DVD
または
CD
共有」を選択します。
c
サーバで「
Finder
」ウインドウを開き、
「リモートディスク」
(左側の「デバイス」の下)を選択します。ディ
スクをセットしたコンピュータを選択します。ディスクがリストされない場合は、
「使用を依頼」をクリッ
クします。ディスクをセットしたコンピュータで、
DVD
ドライブを使用する権限をサーバに与えるかど
うかを尋ねるダイアログが表示されたら、「承諾」をクリックします。
これを実行すると、サーバにセットしたかのようにディスクを使用できるようになります。
8
「
Finder
」ウインドウを開き、「
Admin Tools
」ディスクの「
/Diagnostics/
」からサーバの
「
/
アプリケーション
/
」フォルダに
AppleServerDiagnostics.app
ファイルをドラッグします。
9
クライアントサーバを設定している場合は、
「
Finder
」ウインドウを開き、
「
/
アプリケーション
/
」フォル
ダを選択します。次に、アクション(歯車)ポップアップメニューから「新規フォルダ」を選択します。フォ
ルダ名として「
AppleServerDiagnosticsClient
」を入力します。
クライアントサーバは、ホストコンピュータによってリモートで制御されます。
10
「システム環境設定」
(「
/
アプリケーション
/
」にあります)を開きます。「システム環境設定」の各パネ
ルで、次のオプションを変更します。
「システム環境設定」のパネル
推奨される構成
アカウント
システム管理者アカウントを選択し、「ログイ
ン項目」をクリックします。追加(+)をクリッ
クし、
AppleServerDiagnostics.app
(通常
「
/
アプリケーション
/
」にあります)を選択して、「追加」
をクリックします。
CD
と
DVD
各ポップアップメニューで、「無視」を選択します。
デスクトップとスクリーンセーバ
「スクリーンセーバ」パネルで、「スクリーンセーバを開始」
スライダを「しない」にドラッグします。
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第
2
章
設定とインストール
第
2
章
設定とインストール
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「システム環境設定」のパネル
推奨される構成
省エネルギー
「スリープ」パネルで、両方のスライダを「しない」にドラッ
グし、「可能な場合はハードディスクをスリープさせる」の
選択を解除します。
Exposé
と
Spaces
「
Exposé
」パネルで、すべてのポップアップメニューから
「
–
」を選択します。「
Spaces
」パネルで、「
Spaces
を
有効にする」の選択を解除します。
ソフトウェア・アップデート
「アップデート確認と予約設定」パネルで、「アップデート
の確認」の選択を解除します。
「システム環境設定」で設定を変更できない場合は、カギのボタンをクリックして認証を行います。
Server Diagnostics Mac OS X
をインストールした後、
Server Diagnostics
を実行してサーバを
テストするときは、ルートとしてログインする必要があります。ルートとしてログインしないと、
Server
Diagnostics Mac OS X
はホストモードになり、制御対象のクライアントサーバへの接続を待機する
状態になります。
NetBoot