クライアントサーバをリモートでテストする
クライアントサーバをテストする場合は、最初にホストコンピュータで
Server Diagnostics
を起動し、
クライアントサーバに接続するように設定した後、クライアントサーバで
Server Diagnostics
を起動し、
ホストコンピュータのクライアントとして設定する必要があります。
ホストコンピュータでは
Server Diagnostics Mac OS X
を実行する必要があります。クライアントサー
バでは
Server Diagnostics Mac OS X
または
Server Diagnostics EFI
を実行できます。利用可能
なテストは、クライアントサーバで実行されている
Server Diagnostics
のタイプによって異なります。
Server Diagnostics EFI
を起動すると、サーバでは最初にホストコンピュータが検索されます。ホスト
コンピュータが見つかった場合、サーバはクライアントモードになります。ホストコンピュータが見つから
なかった場合、サーバはローカルモードになります。
Server Diagnostics Mac OS X
を起動し、次のいずれかに該当する場合、サーバは自動的にホストコ
ンピュータになります:
ルートではないアカウントで
Mac OS X
にログインしている。
Â
Mac OS X Server
がインストールされている
Intel
プロセッサ搭載
Xserve
または
Mac mini
では
Â
ないコンピュータで
Server Diagnostics Mac OS X
を実行しているかどうか。
自動的にホストコンピュータにならない場合は、
Server Diagnostics Mac OS X
によって、クライアン
トサーバに接続するか、ホストコンピュータのクライアントになるか、またはテストをローカルで実行する
かを尋ねられます。
クライアントサーバをリモートでテストするには:
1
ホストコンピュータで、
Server Diagnostics Mac OS X
(通常「
/
アプリケーション
/
」にあります)
を開きます。
28
第
4
章
Server Diagnostics
を使用する
第
4
章
Server Diagnostics
を使用する
29
2
Mac OS X Server
がインストールされている
Intel
プロセッサ搭載
Xserve
または
Mac mini
がホスト
コンピュータであり、ルートとしてログインした場合、
Server Diagnostics Mac OS X
を開くと、開始
するモードを選択するように求めるダイアログが表示されます。
「リモートサーバに接続」を選択し、
「
OK
」
をクリックします。
コンピュータが
Mac OS X Server
をインストールした
Intel
プロセッサ搭載
Xserve
または
Mac
mini
ではない場合、ダイアログは表示されず、
Server Diagnostics Mac OS X
は自動的にホストモー
ドになります。
3
クライアントサーバで、
Server Diagnostics
がインストールされているボリュームに起動ディスクを変
更し、再起動します。
サーバの起動時に、
Server Diagnostics
がインストールされているボリュームまたは
Server
Diagnostics
の
NetBoot
ディスクイメージに、起動ディスクを一時的に変更することもできます。
起動ボリュームを変更または一時的に変更する方法について詳しくは、
19
ページの第
3
章「
Server
Diagnostics
を起動する」を参照してください。
4
Server Diagnostics Mac OS X
を起動する場合は、ルートとしてログインしてください。
Server
Diagnostics Mac OS X
が自動的に開かない場合は、
Apple Server Diagnostics
アプリケーション
(通常「
/
アプリケーション
/
」にあります)を開きます。「リモートホストのクライアント」を選択してから、
「
OK
」をクリックします。
5
Server Diagnostics EFI
を起動する場合は、サーバが自動的にクライアントモードになります。
ホストコンピュータとクライアントサーバが正しく接続しているかどうかは、いくつかの方法で確認でき
ます:
ホストコンピュータの
Server Diagnostics
ウインドウに表示される「
IP
アドレス」フィールドの値が、
Â
クライアントサーバに割り当てられている
IP
アドレスと一致します。
ホストコンピュータの
Server Diagnostics
ウインドウの名前が、「
Apple Server Diagnostics
Â
local log
」ではなく「
Apple Server Diagnostics remote log
」になります。
クライアントサーバの
Server Diagnostics
ウインドウで、ログに使用される領域が大きくなります。
Â
「システム終了(
Shut Down
)」、「再起動(
Restart
)」、およびその他いくつかのボタンが表示さ
れません。
Server Diagnostis EFI